埼玉県の隠れた魅力
埼玉県と聞いて
良いイメージを思い浮かべる人は少ないのではないでしょうか。
他県と比べて観光地や遊べる街も少ないことが理由の一つ。
住まいは埼玉で
勤務地は東京という人も多く、
埼玉は寝るために帰る場所としか捉えられていないという
悲しい現実もあります。
では本当に埼玉県はそれほど魅力の乏しい県なのでしょうか?
県西部は山地が広がり、
飯能から秩父エリアは奥武蔵、嵐山町から小川町・東秩父村のエリアは奥比企と呼ばれ、
子供でも手軽に登れる山々が存在します。
また、秩父より西側、
山梨や長野方面は深山の気配漂う名峰が、
群馬県側には険しさが際立つ岩峰が数多くそびえ立ち、
玄人好みの山登りを楽しむことができます。
少ない観光地の中でも、大健闘なのが川越。
池袋から電車で約30分というロケーションのおかげで、
平日でも多くの観光客が訪れています。
川越の最大の魅力と言えば、
蔵造りの街並み。
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような錯覚さえ感じさせ、
「小江戸」と呼ばれ親しまれています。
近年ではさいたま新都心エリアが開発され、
周辺県にひけを取らない都市圏として成長。
道州制が実現したら
埼玉が北関東の州都になると噂されています。
実はなかなかの魅力を秘めた埼玉県。
県民の一人としてイメージが向上することを願っています。