エネルギー発電について

エネルギー発電には
様々な手法が研究されている。

今回、カリフォルニアでは、
汗で発電する「タトゥーシール型バイオバッテリー」のプロトタイプが開発された。

人間の汗に含まれる乳酸から、
酵素で電子移動をさせて発電するというもの。

アスリートなどの、
運動量の多い人ほど発電量が多くなる。

採血は必要ないので、
このタトゥーシールを貼って運動するだけで
バッテリーを作り出すことが出来る可能性がある。

携帯電話、スマートフォン
あらゆる電子機器が生活に欠かせないものとなっている現代、
最大のネックはバッテリーの問題。

電気がなければ、
これら便利な電子機器が一切使用不能となる。

近年多く見られる災害時にも、
電気共有が遮断されれば、連絡手段すらない。

そんな中、このような開発は、
半永久バッテリーの実現に大きな貢献となることは間違いない。

人間は日々行動する。

その一つ一つの行動がエネルギー変換され
再利用できるシステムは、
これからの人間の生活をどれほど便利にするだろうか。

自分の1日の生活を振り返ると、
眠っている時でさえも「動く」というエネルギーを使っている。

そのエネルギーすら再利用できるならば、
普段持ち歩く電子機器に対する余計な心配は、
一つだけ減るだろう。